大好きな沖縄には、世界中に自慢したくなる文化と心、そして“ものづくり”があります。

わたしたちが伝えたいのは、“ものづくり”のある暮らしの豊かさ。

ものづくりが、つくり手とつかい手がお互いを思いやれる機会をくれること。
ものづくりが、人生の選択肢を増やし、自分らしく生きる後押しをしてくれること。

便利でなんでも作れてしまう現代でも沖縄からものづくりの文化が消えないのは、
そんなふうにして“ものづくり”が暮らしを豊かにいろどってくれると知っているから。

やちむんや琉球ガラス、染織物、民具や生活雑貨、食べものも、自分の持てる力で手をかけて生み出し、分け合い、長く愛し、大切に使う。

ちょっと違いがあるだけで傷つけたり、誰かを差し置いて独占しようとしたり、そんな理不尽が簡単に起きてしまう世の中も、沖縄が持つものづくりや、互いに「思いやる」文化・心は、すべての人を幸せにできると信じています。

ものづくりの在る暮らしを広げて、互いを思い、それぞれが幸せでいることを喜び合える。わたしたちは、「島の装い。STORE」や「島の装い。展」を通して、「編集」の力で、伝え、繋ぎ、ちいさくてもそんな体温のある社会を、沖縄からつくっていきたいです。